Google AdSenseの住民税申告

私の管理しているいくつかのサイトでも、「Google AdSense」による収入があったので、税金を納めに行ってきました。


【前提】

・会社から給与を得ており、源泉徴収票が発行されている。
・給与以外の所得は、年間20万円以下。
・今回の申告は、Google AdSenseによる所得のみで、各種控除の申請はないものとする。


こんな前提ですが、多くのサラリーマンに当てはまると思われます。

アフィリエイト等では所得が20万円を超えなければ確定申告は不要」というのを見かけますが、

これは所得税の申告が不要な事であり、住民税は20万円以下でも申告が必要です。


では実際にどのような手順だったか、メモしておきたいと思います。


まず、以下のものを準備します。

・印鑑
源泉徴収票(会社から発行されたもの)
・収支内訳(Excel等で収入と必要経費の一覧を作成)
Google AdSenseの支払いページのコピー
・振込通帳のコピー
・必要経費のコピー(レンタルサーバの支払いページのコピー、関連書籍の納品書/請求書、クレジットカードの明細)


収支内訳書は、収入と必要経費の一覧をそれぞれ「日付」「項目」「金額」を記載したものです。

例えば、次のような感じでまとめます。

<収入>
2013/4/23 Google AdSense(広告収入) xxxxx円
2013/9/23 Google AdSense(広告収入) xxxxx円

<経費>
2013/6/15 レンタルサーバ代 xxxx円
2013/7/10 書籍(タイトル) xxxx円


収支内訳書の収入/経費をそれぞれ合計し、

所得=収入ー必要経費

で計算して課税額が決まります。


WebサイトやBlog等を運営している上で、必要経費として認められる可能性があるものは、

・関連書籍
・サーバ代(VPSレンタルサーバなど)
ドメイン代金

などのようです。

プロバイダや回線料金、自宅サーバの場合のPC代金なども認められる可能性はありますが、これらはサイトの運営専用のものではないため、自分はサーバ代と書籍代だけにしました。



準備したもの一式を持ち、役所で指定されている場所へ行きます。

確定申告の時期は、混雑を緩和するために複数個所に臨時の相談所/申告場所を設けている自治体もあります。



私が行った場所では、受付で番号札を渡されました。

インターネットの広告収入について申告である旨を説明すると、受付票にその旨を記入して待つよう指示されました。

順番が回って来て案内されると、

担当の方から、どのような申告か聞かれ、インターネットの広告収入である旨を説明しました。

持参した収支内訳、支払いページのコピーなどを見せながら説明しました。

収入の区分としては、雑所得になりました。

源泉徴収票と収支内訳を見ながら、担当者がPCにデータを打ち込むと、作成された申告書がプリントされてきました。

作成された申告書に、署名と捺印をして完了となります。

次回からは、申告書が郵送されてくるので、今回の申告書の控え(コピーを貰いました)を参考に記入すれば良いそうです。

なお、Google AdSense収入に関する住民税の支払いを、給与収入とは別に自分で納付したい旨を伝えると、「普通徴収」として申告書を作成してくれました。

普通徴収の場合、後ほど住民税の納付書類が送られてくるので、それに従って納税すれば良いとの事でした。