スナップショットが溜まってDataRecorveryがエラーになる

DataRecorveryにて、バックアップ時に下記のようなエラーが発生。

Trouble reading files, エラー -3948 ( vcb api 実行)

 検索しても情報が少ないものの、英語のエラーっぽい情報はちらほら・・・。

Trouble reading files, error 3948  vcb api exception


どうやら、バックアップ時に取得され、バックアップ後に解放されるスナップショットが、何らかの理由でロックされた状態となり、解放できない状態となるようである。


この仮想マシンのデータストアを見ると、スナップショットを作成した際に生成されるデルタファイルができている。


一方、スナップショットマネージャでは、スナップショットの履歴が存在しない
という矛盾した状態である。


なお、vmxファイルのscsi行を見ると、ディスクの書き込み先はスナップショットになっていて、スナップショットを作成する都度(バックアップに失敗する都度)デルタファイルが増えていく状況。

scsi0:0.present = “true” scsi0:0.fileName = “myvmname-000001.vmdk”


このままでは、DataRecorveryでバックアップができないばかりか、デルタファイルが増殖して困る。

 これを解決するには、該当する仮想マシンのクローンを作成する。

vConverterでV2Vしたら、デルタファイルが整理されて正常になった。

vCenterのクローン機能でも大丈夫な模様。