Vivaldiで拡張機能のインストールボタンが表示されない原因と解決方法

VivaldiChrome ウェブストアから拡張を機能をインストールしようとしたら、
Chromeに追加」のインストールボタンが表示されなかった。

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拡張機能をインストールする前に、設定を色々と調整したのが原因と思い、設定を見直し。

設定>プライバシー>ウェブストア にチェックを入れてブラウザを再起動。
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これで、「Chromeに追加」のインストールボタンが表示される。
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Vivaldi で現在のセッションを他PCへ移行する方法

PCの引っ越しで必要になったのでメモ。

大量にタブを開いていたので、いちいちブックマークへ入れるとかではなく、タブの情報を丸ごと移せないかと方法を探していた。

現在のセッションをファイルへ保存

タブを増やす+のあたりで右クリックし、
「全てのタブをセッションとして保存」を選択する。
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セッション名(後述のファイル名になる)を指定して、保存する。


\AppData\Local\Vivaldi\User Data\Default\Sessions
フォルダに、*****.bin のようなファイル名で保存される。
これを移行先へ持って行く。

他PCでセッションを復元

.bin のファイルを、移行先PCの同じパスのフォルダに入れる。

Vivaldi を開き、ファイル>保存されたセッションを開く
 のメニューを開くと、配置したファイル名が見えるので、読み込む。


以下が参考になった。
forum.vivaldi.net

Vine Linux に思いを馳せる

Rocky LinuxのRCがリリースされたので試していたGWに、Vine Linux終了の文字をみかけた。

vinelinux.org


約20年前に出会ったVine Linuxは、私が最初に触れたLinuxだった。

初めて買ったインストールCD付きの書籍も、初心を忘れないようにと本棚に鎮座している。

私の人生でも重要な要素だったに違いないLinux

疎遠になってしまっていたものの、色々と思い出があるディストリビューションだった。


運営に携わっておられた方々、私に様々な事を教えてくれたVineユーザの方々、大変お世話になりました。

ここに感謝申し上げます。

スライディング裸族で外付けしたHDDのCrystalDiskMark

先日書いたスライディング裸族の記事の続き。

shobon.hatenablog.com


同じHDDでベンチマークは取れなかったので、しっかりした比較ではなく、PC内蔵HDDとベンチマーク結果を並べただけ。

PC内蔵のHDD

型番:ST2000DM008
容量:2TB
回転数:7200rpm
キャッシュ:256MB
インターフェース:Serial ATA600

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スライディング裸族でUSB接続したHDD

型番:WD20EZRZ-RT
容量:2TB
回転数:5400rpm
キャッシュ:64MB
インターフェース:Serial ATA600(但し、スライディング裸族でUSB 3.0接続)

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外付けHDDの方が回転数が5400rpmと低い事を考慮すると、こんなもん?まずまず?なパフォーマンスかと思う。

スライディング裸族でHDDを整理

タイトル何?ってなりそうだけど、USBを介してHDDとPCを接続する製品のこと。

センチュリー社の「裸族シリーズ」の1つ。
 ↓↓
https://www.century.co.jp/products/pc/razoku/


ちと恥ずかしい名前ではあるものの使い勝手は良い。

以前はオウルテック社の「3ステップ 簡単組立 ガチャポンパッ(旧型のケース)」という製品を外付けケースに使っていたものの、調子が悪くなり、新しいケースを購入しようと辿り着いたのが裸族シリーズ。


箱はこんな感じ。

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本体にACアダプタ、USBケーブルが付属。

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横から見ると、USB 3.0コネクタが確認できる。

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HDDを本体にスライディングさせた写真。

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複数のHDDを容量の大きなHDDへまとめる作業も捗った。

バックアップする時なども、少ない手間で気軽にできるので良さげ。

使用頻度の高いHDDは、スライディングしたまま保管でも良さそう。

その他の、裸のHDDは100均で買った「はがきケース」に入れて保管。

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ちなみに、以前に使っていた旧モデルの「3ステップ 簡単組立 ガチャポンパッ」は、3.5インチ用だった。

今では後継モデル(2.5インチ用)が売っているようで、3.5インチ向けになると、もはやケースは無くコネクタだけの製品に。

2.5/3.5インチHDD用データ転送ケーブル ACアダプター付 USB3.0 UASP対応 OWL-PCSPS3U3U2 | 株式会社オウルテック

こちらは、PCにマウントしたままケーブルを接続すれば使えて持ち運びも楽というメリットがあるものの、今回は「台付き」の製品が良かったので、スライディング裸族を購入。

今更だけど、
USBが2.0→3.0になった事で爆速(`・ω・´)シャキーン



CentOS 8.3なのにOS起動画面でStream表示になる

CentOS 8.3 のインストーラCentOS-8.3.2011-x86_64-dvd1.iso)を使ってインストール後、初回起動時にOS選択画面で「Stream」の表示だった。

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ログイン後、バージョンを確認してみる。

# cat /etc/centos-release
CentOS Linux release 8.3.2011

余談だが、似たような以下のファイルはシンボリックリンクになっている。

# ll /etc/system-release
lrwxrwxrwx. 1 root root 14 1111 00:49 /etc/system-release -> centos-release

# ll /etc/redhat-release
lrwxrwxrwx. 1 root root 14 1111 00:49 /etc/redhat-release -> centos-release


本題に戻って、OS起動時の選択肢を確認するため、関連ファイルを見てみる。

OS起動時の選択肢に出てくる名称がどのファイルに記載されているか分からなかったので、キーワードで探す。

# grep -lri 'CentOS Stream' /boot
/boot/loader/entries/0687c0d271e4452eb3811192026f09a2-4.18.0-240.el8.x86_64.conf
/boot/loader/entries/0687c0d271e4452eb3811192026f09a2-0-rescue.conf

これらの中身を確認してみると、

# cat /boot/loader/entries/0687c0d271e4452eb3811192026f09a2-4.18.0-240.el8.x86_64.conf
title CentOS Stream (4.18.0-240.el8.x86_64) 8
version 4.18.0-240.el8.x86_64
linux /vmlinuz-4.18.0-240.el8.x86_64
initrd /initramfs-4.18.0-240.el8.x86_64.img $tuned_initrd
options $kernelopts $tuned_params
id centos-20200925195706-4.18.0-240.el8.x86_64
grub_users $grub_users
grub_arg --unrestricted
grub_class kernel

確かに「CentOS Stream」とあり、OSは 8.3 なのに 起動時の選択画面は Stream となっている。


この後、dnf upgrade を実行してインストールされたカーネルでは、

# cat /boot/loader/entries/0687c0d271e4452eb3811192026f09a2-4.18.0-240.15.1.el8_3.x86_64.conf
title CentOS Linux (4.18.0-240.15.1.el8_3.x86_64) 8
・・・略

のようになっている。

8.3 のインストーラでインストールされたカーネルだけ、Stream と表示するようになっているのかもしれない。

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CentOS 8 でTFTPサーバを構築

ちょっと古めのNWスイッチの設定をバックアップするために、TFTPサーバが必要になった。

CentOS 7で構築しようか迷ったけど、CentOS 8でもAlmaLinuxなどへ移行できそうなので、CentOS 8で用意することに。

環境

$ cat /etc/redhat-release
CentOS Linux release 8.3.2011

TFTPサーバのインストール

dnfコマンドで導入

# dnf install tftp-server

xinetd も利用するのでインストール

# dnf install xinetd

TFTPサーバの設定

以下を作成する。

/etc/xinetd.d/tftp 
----------------------------------------
service tftp
{
  socket_type = dgram
  protocol = udp
  wait = yes
  user = root
  server = /usr/sbin/in.tftpd
  server_args = -c -u root -s /var/lib/tftpboot
  disable = no
  per_source = 11
  cps = 100 2
  flags = IPv4
}

上記の設定では、転送されたファイルは、/var/lib/tftpboot 以下に保存される。
tftpboot の owner が root なので、rootで動作するように -u root をつける。
新規ファイルの作成を許可するため,"-c" オプションをつける。


xinetdを起動し、自動起動にも追加

# systemctl start xinetd
# systemctl enable xinetd

firewallの設定

UDP/69を許可する。

firewalldのリッチルールで恒久的設定を行う例)

firewall-cmd --permanent --add-rich-rule="rule family=ipv4 source address=${sw_ip} port port=69 protocol=udp accept"

${sw_ip} の部分は、TFTPの送信元になるスイッチのIP。

NWスイッチのconfigをTFTPサーバへコピーできるか動作確認する。