CIFSマウント時の SMB バージョンのデフォルトが 1.0 ではなくなった

【環境】
CentOS Linux release 7.6.1810 (Core)
kernel-3.10.0-957.1.3.el7.x86_64
util-linux-2.23.2-59.el7.x86_64


CentOS 7.5 → 7.6 へ更新したら、CentOS からNASをCIFSマウントできなくなった。

/var/log/messages へ次のようなエラーが出力される。

Dec  8 08:22:16 host_name kernel: No dialect specified on mount. Default has changed to a more secure dialect, SMB2.1 or later (e.g. SMB3), from CIFS (SMB1). To use the less secure SMB1 dialect to access old servers which do not support SMB3 (or SMB2.1) specify vers=1.0 on mount.

バージョンが上がった事で、SMB接続する際のデフォルトバージョンが1.0→2.1 になったらしい。

どのパッケージが影響したか分からない。
 ・カーネル(cifs.ko.xz?)
 ・util-linux(mountコマンドが入っている)
あたり?


SMB1.0で接続したければ、マウント時に vers=1.0 オプションを指定しろとの事。

autofs でマウントする場合も同様に、このオプションの指定がなければマウントエラーになる。

マウントするNASが古いなどで、SMB 1.0にしか対応していない場合は、このオプションが必要。

手元のNASLinuxベース)も古いので、「ついに使えなくなったか!?」と一瞬焦った。